友達がMacBookを買った

友達がフランスのアップルストア(オンラインショップ)で MacBook を買った。ただでさえ高い消費税に、今はユーロが高騰しているので、日本で買った方がずっと安いけど、その時まで使っていたノートパソコンの調子が悪くて、すぐに買い替えたいとのことだった。それで、少し Mac に興味があるということで、ちょっと前に自分のところに相談に来てくれた。。一番安いWindowsマシンのラップトップだと600ユーロ台で売ってるけど、せっかくだから納得して安心できる物を買いたいとのこと。MacBookの一番安いモデルでもこっちだと1000ユーロ近くするけど、それでもMacを信じて買おう、という決断だった(MacBookの値段は、同じスペックのものと比較すると高いわけではない。あと、オンラインのアップルストアは学生割引ができる)。留学中で、失敗できない買い物だろうけど、よく決断したと思う。実際、自分のところに相談に来て自分のMacを見た後、すぐにオンラインショップで注文したみたいで、その決断力(自分の営業力?)はすごい。海外でパソコンを買う時、日本語の扱いとかが気になると思うけど、MacOSX の多言語対応はしっかりしていて、どの国で買っても全く同じで一番最初に立ち上げる時に言語を選択できるし、いつでもシステム環境設定の言語設定で好きな言語に切り替えられる。さすがに、フランスでは日本語キーボードは買えないのでUSキーボードを選択。ちなみに自分もUSキーボードが好きでずっと使っている。その人にとって初めての Mac 。ずっと Windowsを使ってきた人が、どういう風に感じるのだろうかと、自分は興味津々、おせっかいする気満々(^_^)。

早速、MacBookが届いたその日の夜に、新品のMacBookを見せてもらった。一番安いモデルだけど Core 2 Duoで最初からメモリ1GBということで、かなり快適!使い方に慣れて本当の良さが実感できるまでは、少なくとも1ヶ月はかかるかなと思っていたけど、研究熱心な人みたいで覚えるのが早い!

以下、トラブルのメモ。

最初のトラブルは、ことえり(日本語入力環境)のショートカットがSpotlight検索フィールドの表示になっていること。英語キーボードの場合に、この問題が起こるみたいで、自分も経験がある。http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=305015-ja に従えば解決する。(この対処法では、Spotlightのショートカットがコントロール+スペースになるけど、自分はEmacs ユーザーだからオプション+スペースに変更している。)

次は、トラブルではないけど、トラックパッドでのマウスカーソルの動き遅いとか、キーボード入力でのキーリピートが遅いとか。システム環境設定のキーボードとマウスで調節してもらった。実際、操作感がかなり変わる。

あと、メールの設定。最近はWebメールだけという人が多いけど、GmailはPOP対応だからOSXのメールソフト Mail.app を使ってメールの送受信ができる。Mail.appの設定アシスタントは、一番最初の起動時(設定ファイルが存在しない時)に立ち上がるけど、設定アシスタントをスキップして、手動で設定できるようにしてもよいと思った。実際、Gmailの設定では、設定アシスタントで扱う設定より、細かく設定しなければならないので。

Windows Media Playerで読み込んだ音楽データをMacに持ってこれるかについては、購入前から調べていたので、Win版iTunesで読み込んでAACフォーマットに変換済みで、自分が見たときにはすでにMaciTunesに取り込まれていた(^_^)

文章を書く人にとって、ベストなワープロソフトは何だろう?自分はマイクロソフトOffice を使わないけど、次のバージョンでは Cocoa で書き直されたというのが、ちょっと興味深い。EGWord も良いソフトだ。文系の人だけど LaTeX を教えたい気もする。