TeX の下付き文字を入力する関数

Emacs の初期設定ファイル( .emacs.d/init.el とか .emacs.el )に書く。

;; _{\mathrm{}} を挿入して括弧の中にカーソルを移動する関数
(defun MyTeX-insert-subscript_rm ()
  (interactive)
  (insert "_{\\mathrm{}}")
  (backward-char 2))
;; YaTeX モードで「Command+"_" 」のショートカットに割当
(add-hook 
 'yatex-mode-hook
 (lambda () (local-set-key [(s _)] 'MyTeX-insert-subscript_rm)))

テキストエディタでマクロを定義する類いの一番素朴なものだけど、実際によく使っている(というか、TeXでローマン体の下付き文字をよく入力する)。

Emacs ユーザーでも、自分で関数を書く人はそれほど多くないかもしれないと思いここに紹介してみた。こういう素朴なものから発展して YaTeX のような事が自由自在にできるようになる。(ちなみに、YaTeX で好きな関数は Ctrl-c Ctrl-c の YaTeX-change-* 。環境名を equation から align に変えたい時とか、括弧のサイズを big から Bigg に変えたい時とか。)

3年前にここに書いていたこれは地味過ぎてそんなに使っていない。次の入力場所を予測してジャンプするもっとちゃんとした関数を書いて、素朴なキーに割り当てられたらもっと使えるかな。