Keynote と LaTeXiTの連携

LinkBackの情報を探していたら、LinkBackがなくても大丈夫という方法が紹介されていた。とはいっても、知っていた人には当たり前の動作だったかもしれない。しかし自分は今までずっと知らなかった。

LaTeXiT → Keynote の一方通行だと思っていたコピー&ペーストが、実は逆も可能だったみたい。PDFファイルの中にTeXの命令も文字列として残されているので、LaTeXiTにPDFをドラッグ&ドロップで持ってくると再編集できる。LinkBackのように、Keynote側とつながったままではないので、編集後にもう一度 Keynote にコピー&ペーストしなければいけないけど、数式をもう一度入力し直すよりずっと楽だ。つまり、LaTeXiTで作成したPDFファイルは、ソース込みでLaTeXiTで開く事ができる。これはPDFだけみたいで、EPSやPNGファイルだとこのようなことはできない。

余談だが、LaTeXiTの履歴が1年以上ずっと残っていて膨大な量になっていた。たしかに、一度も手作業で履歴をクリアしたことがなかったけど、巨大なHistoryを読むためにLaTeXiTの起動が遅かった。上記のようにPDFファイルにTeXソースが残っているので、Historyは消しても特に困らないだろう。